深海の巨大魚
Sponsered Link
潜水船の前に突然姿を現した巨大魚の正体は?
無脊椎動物や深海で生活する動物たちは、浅いところに
生息する動物よりも一般的に体が大きくなる傾向がある
と言われています。
そのため、深海には深海魚と呼ばれる巨大生物が多く生息
することになります。
この現象は「深海巨人症」と呼ばれていて、生物が巨大化
しています。
深海では、食料資源も少なくて、水圧が高く低温である
ことへの適応が、生物たちに要求されます。
タカアシガニやダイオウグソクムシ、ダイオウイカのような
甲殻類が深度とともにサイズが大きくなるのは、緯度とともに
サイズが大きくなるのと同じ理由であると言われています。
深さによる水圧のみではなく、低温によってもサイズが
大きくなるとされています。
温度が下がることによって、細胞の大きさが大きくなり
寿命も長くなり、それにより生長期間も長くなり、最終的
には大きく成長していくものと考えられています。
人間をはじめとして普通の動物は、成長は途中で止まる
ことになります。
しかし、甲殻類の場合は、生きている限り継続的に成長して
いくために、寿命が通常よりも長くなれば、体はいつまでも
成長して大きくなります。
このことが、深海生物がダイオウイカなどのように大きくなる
原因であると納得されるはずです。
「海の生物の驚異の映像」カテゴリーの関連記事