サメはわづか1滴の血も嗅ぎつける
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サメは何キロも先からわづか1滴の血を嗅ぎつけるなんて
本当なのか?
本当なのか?
サメが人間を襲って食べるのは、ごく稀であり、もしも
海岸でボートに乗っていて襲われるような場合は、ウミガメ
やオットセイなどに間違えられた場合です。
とはいえ、毎年のように、海岸においてサメに被害が
出ています。
サメの感覚器官は相当に洗練されていて、1km先の一滴の血の
臭いも嗅ぎつけると言われています。
一体、海中をどのようにしてわづかの血が素早く伝搬していく
のか不思議に思えます。
音の伝搬については、容易に理解できるのですが。
実際にサメが最初に獲物に気付くのは音によるものだとだ言われて
います。
音は空中よりも水中の方が伝搬しやすく、また伝搬速度も速いてめに
まづは、聴覚により獲物をキャッチします。
臭いの視覚による察知は音の次になります。
サメは体内の密度が海水とほぼ同じなため、水を伝わってきた外部
からの音が直接的に耳の中の感覚器官に届くため、人間とは異なり
外耳などは不要になってきます。
サメは不規則な低周波には反応しやすくなっていて、魚が暴れる音に
敏感に感じることになります。
サメの嗅覚については、気づいていない人もいるかと思いますが、
サメの鼻の穴は呼吸のためではなく、臭いを感じとるためだけに
使われているのです。
サメの呼吸はエラ呼吸であり、鼻からの呼吸ではありません。
サメの穴の中に臭いを感じる嗅細胞が存在しています。
サメは血液、つまりはアミノ酸の臭いに敏感に感じとります。
このサメのアミノ酸の臭い関しての感度は、人間の実に100万倍
にもなるということです。
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