ミナミゾウアザラシ
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ミナミゾウアザラシは、アシカ亜目の中では体長が
最も大きいアザラシです。
オスの体長は6.5メートルで、体重は5トンに達する
のですが、メスはオスに比べるとに比べてかなり小さく
なっています。
ミナミゾウアザラシはハーレムを形成していて一夫多妻制
です。
強いオスの場合は、繁殖期においては40頭ものメスを
妊娠させることができます。
ミナミゾウアザラシは、亜南極圏に生息していて、夏は繁殖
のために陸上で過ごしますが、冬は海洋で過ごしています。
ミナミゾウアザラシは、ニュージーランドや南アフリカの沖
でもしばしば見られます。
以前には、タスマニア島周辺でも数多くのミナミゾウアザラシ
が確認されたのですが、アザラシ漁が増えたために、その数個
が減少しています。
サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島が最も大きな
繁殖地になっています。
他にも、オーストラリアのマッコーリー島とハード島、
アルゼンチンのバルデス半島、フランスのケルゲレン諸島
などでも繁殖しています。
ミナミゾウアザラシは、1,700メートルもの深海に潜って
エサを捕ることができます。
主にイカ、タコなどの頭足類や小型のサメを含む大きな魚を
食べています。
天敵は、主にホホジロザメやシャチであり、主に子供が狙われて
います。
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