フクロウがネズミを丸呑み
フクロウは、ネズミを捕えてその獲物を母親がヒナに
与えます。
ヒナは、すかさず、空腹の腹を満たすために急いで
丸呑みしてしまいます。
大人のフクロウの場合でも、ネズミを1度に食べ過ぎると
体に支障をきたすことになります。
イギリスのあるところで、飛べなくなったフクロウが
歩き回っていたため、通りがかりの人に保護されました。
このフクロウを調べてみると、ネズミを大量に食べて
太り過ぎになっていたことがわかりました。
このため、フクロウは保護施設へ持って行かれて、強制的に
ダイエットさせられることになりました。
保護されたフクロウは小型のものであったため、いくつもの
ネズミを食べてしまえば、体によいわけはありません。
このフクロウは、排水路の中でびしょ濡れになっていた
ところを保護されたものであり、この水浸しが原因で
飛べなくなったのではないかと最初は思っていました。
しかし、フクロウの体を乾かして、どこもケガの無いことを
確認した後でも、なおも飛べない状態でした。
さらに調べた結果、どこにも異常は見当たらず、どうみても
体型的に太り過ぎていたため、この太り過ぎが原因で飛べなく
なったとことが結論づけられました。
フクロウのいた近くには、野生のネズミが大量に繁殖していた
ことが明らかにされています。
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