辛いものを食べ過ぎると
辛いものを食べるときは牛乳が効果的
辛いものが好きな人は、夏は汗をかくために、冬は体を温めるために
辛いものを食べ過ぎてしまうこともあります。
しかし、激辛なものを多く食べ過ぎると、体にさまざまな支障が出てくる
ことになります。
唐辛子などに含まれているカプサイシンという成分は、代謝力を上げて
脂肪を燃やす働きがあります。
だから、辛いものは健康やダイエットには効果があります。
辛いものの食べ過ぎといっても、どこからが辛いものの食べ過ぎになる
のでしょうか。
実際のところ、日本ではカプサイシンの摂取量についての明確な基準は
設けられてはいません。
カプサイシンを含んでいる辛いものを食べると、舌や口の中がヒリヒリ
した感じがします。
その刺激が口の中だけならそれほど害は無いのですが、実際には体の
あらゆる粘膜に影響をおよぼしているのです。
影響をおよぼす個所は、気管支、直腸、肛門にいたる消化器官全体におよび
ここのところが、一般的には気づかない重要なところです。
カプサイシンの強い刺激により、気管支収縮が起こるため、息切れや咳が
生じることになります。
カプサイシンを摂取し過ぎると、胃腸の粘膜を痛めてしまい、下痢にも
つながります。
そこで、辛いものが好きな人には、食べる前かその途中に、牛乳を飲むことを
オススメします。
牛乳は、舌に付着しているカプサイシンを吸着して、辛みを多少なりとも
やわらげてくれます。
牛乳だけでなく、ヨーグルトやチーズも同様の効果があり、食道や胃腸などの
粘膜を保護をしてくれる働きがあります。
辛いものを食べると、すぐに水を飲んだりしますが、カプサイシンは水には
溶けないため効果はありません。
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