新型コロナのアビガン
アビガンは新型コロナウイルスの治療で期待が
インフルエンザのようなワクチンがあれば、体内に
免疫をつくることができます。
人体に病原体などの異物が侵入してくると、その異物を破壊
しようとして免疫機能が働きます。
免疫は、最初に侵入した異物の特徴を覚えておくことが
できます。
そのため、次に侵入したときには、病原体が大量に増殖し出す前に
免疫効果が素早く働くことによって、病原体を早目に破壊すること
ができるのです。
これが、ワクチンによる免疫効果です。
しかし、新型コロナウイルスには、まだワクチンがありません。
アビガンは、抗インフルエンザ薬であり、新型コロナウイルスの
治療薬として注目されています。
新型コロナウイルス感染者に対して、アビガンを投与したところ
14日後には、重症患者の6割が回復方向に改善されました。
軽症の患者においては、9割が回復しています。
アビガンの投与者は、50代が最も多く、次いで、60代、
70代、40代となっています。
富士フイルム富山化学で開発されたアビガンは、新型コロナウイルス
の治療薬として期待されています。
アビガンに関しては、世界中で進められている臨床試験の
結果が注目されています。
中国での臨床研究において、武漢において患者へのアビガン投与
によって、治療効果が認められたと報告されています。
アビガンは、インフルエンザウイルス以外のウイルスに対しても
同じような効果が発揮される研究結果があります。
富士フイルムでは、今や世界の多くの国から、問い合わせや
注文がある状況です。
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