アザラシがペンギンを追いかける
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氷の海で、ペンギンがアザラシから必死になって逃げる。
氷の上に乗れば、ペンギンはまづ安心
氷の上に乗れば、ペンギンはまづ安心
アザラシは、海のギャングと呼ばれて、ペンギンなどを
襲ったりします。
南極大陸を一周するように囲んで生息するヒョウアザラシは、
体長が3メートル、体重が400kg近くもあります。
ヒョウアザラシは、体が大きくて、歯が鋭くて獰猛であ
ることで知られています。
ヒョウアザラシは魚やオキアミを食べるだけでなく、
ペンギンやオットセイなども捕食します。
ヒョウアザラシの天敵はシャチですが、シャチが獲物を
捕らえたら、すぐには食べずに、放り投げてもて遊んだり
しますが、これと同様なこともヒョウアザラシがします。
ヒョウアザラシは、傷ついたペンギンをすぐには殺さないで、
しばらく遊びながら、弱ったペンギンを何度も海の中に放り
投げて、逃げるペンギンをまた追いかけているのです。
ヒョウアザラシは、鋭くとがった歯で他ののアザラシの体を
切り裂いてしまいます。
また、人間を襲って海に引きずり込むこともあるようです。
あるときは、ヒョウアザラシが、海岸で寝そべっている
オットセイの子供を水中に引きずり込んで、ヒョウアザラシの
他の仲間とエサの奪い合いをしてる場面も目撃されています。
動物がエサを奪い合うことは珍しくはなく、トウゾクカモメ
という海鳥は、空中でペンギンの卵などを奪い合っています。
しかし、アザラシのような海洋ほ乳類がエサの奪い合いをする
姿はめづらしいと言えるでしょう。
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