サメからクジラに救われる
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女性の洋生物学者であるナン・ハウザーは、クック諸島の
ラロトンガ島を拠点にして20年以上もの間、クジラの観察
をしてきました。
彼女が海中で観察中にザトウクジラに遭遇しました。
彼女は、クジラの体に触ったりしてたわむれていました。
クジラも好意を持っていて、彼女の周りを回り続けて
います。
クジラは、彼女を頭や腹、背中の上に乗せようとしたり
していました。
そんなときに、彼女のすぐ後ろに、4メートル以上もある
タイガーシャークサメがいることに気づきました。
後でわかったことは、周りにうろついていたそのサメから
クジラが彼女を守っていたことに気づきました。
クジラは、頭や胸ビレを使って10分以上も彼女を押して、
サメから避けようとしていたのです。
彼女が潜った場所の近くには、他の研究チームの船も待機
していて影を行っていました。
彼女は、最初のうちは、まさかクジラがサメから彼女を
救おうなどと考えてもいませんでした。
だから、彼女は恐ろしくてクジラから離れようとして
いました。
彼女は、28年間も海洋でクジラを見続けてきたのですが、
クジラがここまで触れてくるところは見たことがなかった
そうです。
ザトウクジラは、毎年7月~8月にかけてクック諸島近海に
現れてきて、陸からでも肉眼で見ることができます。
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