シロナガスクジラが捕食
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シロナガスクジラの食べ物は、主に大量のオキアミを
一度に食べることです。
シロナガスクジラは、体重が200トンもあるために、
体をほんのわずかに動かすだけでも多くのエネルギーを
必要としています。
シロナガスクジラは、地球上で最も大きな動物であり、
エサを捕食するだけで、体力を消耗するため、エサの
選り好みをするのです。
オキアミは、体長が5センチ程度のエビに似た甲殻類です。
シロナガスクジラがオキアミの群れに遭遇した場合には
口を大きく開けて体力を使うだけの量のオキアミがあるかを
判断します。
もしも、エネルギーを使うだけのない少な目のオキアメの
群れの場合には、その群れを無視して素通りしてしまう
のです。
シロナガスクジラが、もしも大量のオキアミに遭遇した
場合には、まづ、群れに近づくと横向きになって口をわずかに
開きます。
それから、尾を上下に動かしながら、オキアミの群れに向かって
口から突進します。
このシロナガスクジラが群れに近づくスピードは時速約11キロほど
であり、その後は大きな口を開くのに多量のエネルギーを使いはたした
ために、時速を2キロ以下にに減速しています。
そして、シロナガスクジラが巡航速度に戻るには多大なエネルギーを
費やすことになるため、オキアミの群れを狙うべきかどうかを慎重に
選ぶのです。
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