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北朝鮮の庶民の食べ物は
●北朝鮮市民が長い間主食にしているのは、トウモロコシ米である。
これはトウモロコシを米粒ほどの大きさに砕いて炊いたご飯のことである。
元々の主食は米であるが、米の市場価格がトウモロコシの2倍ほどするので、
米は、庶民にとっては少し贅沢なことのようである。
●北朝鮮のある都市の市場の一角にあった食堂では
豆腐と麺類の他に、豚肉の丼と、肝臓などモツ肉料理を売っていた。
料理はあらかじめ作っておいて、注文があると温めて出している。
●夏の暑い平壌市の路上では、ほうれん草をのせたソバが売られていた。
さらに、アイスキャンディーもあるが、いづれも工場で作るのではなく
個人が作って流通するものが大部分である。
●冬になると食堂では、暖かいご飯とスープが人気である。
ご飯を注文したときに、一緒に辛く味付けした豆腐汁が付いてくる。
●北朝鮮では、牛肉はほとんど食べることができない。
最も多いのがアヒルの肉、次が鶏肉や豚肉である。
●アルコール類は、北朝鮮のビールがあり、値段は中国元で10元ほど。
中国で飲む半額以下で飲むことができるようだ。
●北朝鮮では、酒を飲んで騒いだりすることは、
社会主義的生活に反しているようだ。
肉体労働や訓練の後に酒を飲む習慣は間違っているとされている。
時と場所を選ばずに飲み会を行なう習慣も間違っている。
●北朝鮮では、トウモロコシ、どんぐり、おがくずなどで作った
密造酒を多くの人が作っている。
酒の密造は違法行為であり、取締官は見た目の感じと臭いで判断している。
●北朝鮮では、一般市民はもちろん、軍部隊でさえも深刻な食糧難となっている。
飢えに耐えきれなくなった軍人は、ヘビ・ネズミ・カエルなどを
貴重なタンパク質補充として食料にしている。
●北朝鮮の部隊の食生活については
コメが少しばかり混ざったトウモロコシ飯に
大根の数切れが唯一のおかずだそうである。
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