沖縄の激戦
沖縄の激戦は、第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)に
沖縄諸島に上陸したアメリカ軍とイギリス軍の連合国軍と日本軍と
の間で行われた戦闘です。
1945年3月26日から始まった沖縄戦の主な戦闘は沖縄本島で
行われました。
連合国軍の沖縄攻略の目的は、日本本土攻略のための基地を建設し
日本本土爆撃のための航空基地を確保することでした。
日本軍はこの戦いで、特別攻撃隊を主力とする航空攻撃により
連合国軍に大打撃を与える計画を立てていました。
戦艦「大和」などの日本海軍の残存していた艦隊による沖縄特攻作戦
も行われました。
1945年5月末には、沖縄本島の首里司令部は陥落し、日本軍は
南部に撤退したが、ここも6月までには戦力を失うことになりました。
この戦いでは、連合国側の地形が変わるほどの激しい艦砲射撃が
行われることになりました。
6月23日には牛島満司令官たちが自決したが、その後もも掃討戦は
さらに続いて、7月2日に連合国軍が沖縄戦終了を宣言することにより
終結しました。
この沖縄の激戦は、フィリピンの戦いや硫黄島の戦いと並んで、太平洋
での戦いはもちろんのこと、第二次世界大戦における最激戦地のひとつ
となりました。
終戦後の70年が経った2015年にも、まだ不発弾が発見されるほど
でした。
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