スズメバチの天敵
スズメバチは山や人家で猛威を振るって人間も
襲います。
しかし、スズメバチにも意外な天敵の生物がいます。
蜂の中でも特に攻撃性が高いことで有名なのが
スズメバチですが、多くの天敵が存在します。
スズメバチの天敵で最も意外な動物が、ニワトリです。
ニワトリは、卵や食肉用として人間に飼われている鳥の
イメージがあります。
しかし、野生のニワトリは主に昆虫を食べているため、
スズメバチを好んで捕食したりします。
野生ではなく、農家で飼われているニワトリなら、
スズメバチよりも栄養の高いエサが食べられるため
わざわざ、スズメバチなどを食べる必要もなくなります。
クマもスズメバチの天敵です。クマはハチミツだけではなく
成虫、幼虫以外にも巣そのものまでも食べてしまうのです。
スズメバチの毒針では、クマの硬い皮膚を貫通することは
できません。
クマは、強力な爪で巣を破壊してからもぎ取って持ち去って
行きます。
クマにとって都合のよいことは、クマが冬眠に備えて栄養を
貯える始める時期が、スズメバチの繁殖時期が同じである
ことです。
カマキリは、大きなカマで獲物を素早く捕えてスズメバチを
食べ始めます。
しかし、反対にスズメバチが飛びながらカマキリを捕食する
場合もあるようです。
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