コロナ変異株とは
インフルエンザウイルスも新型コロナのように毎年変異する
ウイルスというものは、通常は流行しながら、絶えず少しずつ変異する
ことが知られています。
インフルエンザウイルスの場合も常に変異しているため、インフルエンザ
感染に対するワクチンも毎年変わっていきます。
だから、その変異にあわせてワクチンを作成していかないとその年の
流行ウイルスには効果が少なくなってしまいます。
新型コロナウイルスは、約3万塩基により構成されたRNAウイルスの
ことです。
この塩基というものが、約2週間で1カ所ほどのスピードで変異している
推測されています。
新型コロナの変異速度は、インフルエンザウイルスよりも、かなり遅く
なっています。
ウイルスの変異は、感染力の強さや症状の重症化に影響をおよぼすことは
それほどありません。
しかし、現在の変異株は、感染性が70%ほど増加しているということが
判明しています。
新型コロナのウイルス変異は約2週間に1カ所ほどの割合で起こっています。
これが、免疫が低下している高齢者の患者に感染したような場合には
長期間の感染が持続しています。
だから、この長期間において、別の変異ウイルスが生じる可能性が
高くなります。
現在、開発が最も進んでいるワクチンは、ファイザー社、モデルナ社、
アストラゼネカ社のアデノウイルス型の3つのワクチンです。
このアデノウイルス型のワクチンは、一部分の変異に対しても十分に
カバーできて、感染予防効果がかなり期待できると予想されます。
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