ザトウクジラが体当たり
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ザトウクジラが船に体当たりして、船が転覆した。
ザトウクジラは、乱獲により、数が減少しているために
1966年に商業捕鯨が禁止されています。
ザトウクジラは、体長が13m前後で、体重30トンほどの
中型のクジラです。
ただし、南半球においては、体長が19mもあるような
大型クラスのザトウクジラも発見されています。
全長の3分の1もある長く大きな胸ビレと、上下のアゴに
付着しているフジツボは、ザトウクジラの特徴です。
ザトウクジラは、集団でまとまって移動しているものの
個々のクジラ同士の交流はありません。
ザトウクジラは、北半球と南半球の両方の地域で生息して
います。
北半球に生息するザトウクジラは、冬になると、ハワイや
小笠原、沖縄近辺の温かい海域まで移動してきます。
そこで、子育てをしてから、春になると極の方に移動する
ような絶えず動き回るような生活をしています。
繁殖の時期になると、オスはメスを獲得するために、
争いが激しくなります。
ザトウクジラは、大きなジャンプをすることで知られていますが、
何故ジャンプをするのかは、よくはわかっていません。
ジャンプする理由として、子供をシャチから守るための
行動ではないかと言われています。
また、寄生虫を落とすためとか、あるいは、何の理由もなく
単純に楽しんでいるだけではないかとも言われています。
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