結核の症状

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結核の症状

 


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 日本においては、結核の約8割は肺結核になります。

 

 肺以外の腎臓、リンパ節、骨、脳などにも被害をおよぼします。

 

 結核の症状が出ると、肺が破壊されていき、

 

 呼吸する力が低下してきます。

 

 結核の初期の症状は、風邪に似ていますが

 

 結核の場合は、せき、たん、発熱などの症状が長く続くのが特徴です。

 

 また、体重が減ったり、食欲がなくなったりします。

 

 さらに、重症になると息切れしたり、体が何となくだるくなったり

 

 血の混じったような"たん"が出るようになります。

 

 こんな症状になると、呼吸困難のために死に至ることもあります。

 

 結核は感染症のため、発病して病気が進行すると、

 

 人にうつる可能性があります。

 

 咳とかくしゃみをすると結核菌が空気中で飛び散って、

 

 他の人が吸い込むと感染します。

 

結核による発病

 


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 結核菌に感染したとしても、全ての人が発病するわけではありません。

 

 発病とは、感染した後に結核菌が活動を始めて

 

 菌が次第に増殖して、体の組織を犯していく動作です。

 

 一般的には、感染してから2年以内に発病することが多いようです。

 

 一方では、5年ぐらい後になっても結核が発症することもあります。

 

 特に疫力が弱まっているときには、結核菌が再び活動を始めて

 

 発病しやすいような状態になります。

 

 抵抗力の小さい年寄りなどは特に注意が必要です。

 

 また、年寄りでなくても栄養不良や過労状態の人も

 

 結核が再発しやすくなります。

 

 


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肺結核と肺がんの違い

 


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 レントゲン検査で肺に影が見つかったので、

 

 CT画像を取ってみると

 

 約3cmの腫瘍らしきものを発見しました。

 

 診療所では結核か肺がんか判定できませんでした。

 

 このように結核と肺がんの違いはすぐにはわかりません。

 

 肺結核の症状は、全身の倦怠感とからせきが出てきます。

 

 また、食欲不振、微熱、寝汗という症状も現れてきます。

 

 肺がんは、初期の自覚症状はなく、

 

 からせきや血痰が最初に出てくることもあります。

 

 また、喫煙と肺がんとの関係については、

 

 肺がん患者の85%は喫煙が原因であると言われています。

 

 胸部CT撮影による検査では、、肺がんの早期発見が

 

 可能になり、病気を詳細に検出することができます。

 

 このCT画像に写った陰影の内部構造と周りの様相からして

 

、肺結核か肺がんかをかなりの確率で識別することが可能です。

 

 腫瘍マーカーは、がんの存在を推測することにより、

 

 通常の検査では肺結核と肺がんの違いを判定することが

 

 できない場合に行われる検査です。

 

 最近では、肺がんと喫煙との因果関係が重要視されてきました。

 

 このため、不信感を抱いた場合は、

 

 専門病院での早期の精密検査が必要になってきます。


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