■オゾン層が地上の生物を紫外線から守っている
地球上の高さ約20〜30qあたりに.オゾンが混じっているオゾン層が存在します。
オゾンは、空気中の酸素が紫外線などの働きによって変化してできたものです。
太陽から降り注ぐ紫外線は、生物にとっては有害であるが
この紫外線が地上に降り注ぐのを遮断しているのがオゾン層である。
大昔の地球上には、大気の中に酸素がほとんどなく、また、オゾン層もありませんでした。
このため地上では生き物は生息することができなかったのです。
やがて、海藻や地上での植物が現れるようになり、
大量の酸素が形成されて、今のような大気になって、オゾン層もできあがったのです。
■オゾン層に穴が開くと危険
最近は、南極の上空で、オゾン層の一部が薄くなり、
オゾン層穴が開いたりしていることが判明してきました。
紫外線がこの穴を通過して地上に到達する危険が増してきました。
オゾン層をこわす原因の一つに、フロンガスがあります。
フロンガスは古い冷蔵庫やクーラーに使われたりしていたため
これらのフロンガスの使用が禁止されようになりました。