ネコが鳴くときの状況
ネコは、お互いのネコ同志のコミュニケーションでは、
鳴き声を発したりしません。
ネコが声を出すのは、お互いのネコが喧嘩をするときか
人間と向かい合ったときです。
ネコがニャーと話しかけるのは、人間に対してだけです。
ネコがお互いに近づいたりするときは、
お互いの毛を毛づくろいしたりして、やり合うつもりはない
ことの意思表示をしています。
ネコにとっては、鳴くことよりもお互いの仕草や行動の方が
重要な意味をもっています。
ネコが人間と一緒に住むようになったのは、
今から1万年ほど前だと言われています。
ネコは感情的には人間に近い
海外では、ネコの脳の構造についての研究が色々と発表されています。
これらの研究では、ネコの脳の構造は人間の脳のと90%も
似た構造であることがわかっています。
確かにネコと向かい合って仕草などを見ていると
人間と向かい合っているような感覚になります。
ネコには明らかに、人間と同様に嫉妬心があります。
例えば、1匹のネコを可愛がっていると、もう1匹の
ほかのネコが駆け寄ってきて、可愛がっている方のネコを
跳ね除けたりします。
ネコは、犬のように人間に命令されても言うことを聞きません。
ネコは自由奔放で人に指図されるのが嫌だからです。
ネコの大脳皮質は、犬よりも2倍も発達している報告があります。
大脳皮質は、動物の感情や思考の中心になっているものです。