日本とアメリカとの生活の違い
●車を運転する場合
アメリカと日本では、車はほとんどが反対になっています。
アメリカでは右側通行なので、もしもアメリカで運転する場合は
最初のうちは手間どうことになります。
日本では左側通行なので、対向車は絶えず右側から来ることになります。
反対に、アメリカでは対向車は左側から来ることになります。
人間は、大体においては右利きの人が多いため
右側から来るもののガードはやりやすくなります。
反対に、左側から来るものの方が、感覚的にガードは弱くなります。
ということは、日本やイギリスのように左側通行の方が
すぐれているとも言えます。
奇妙なことに、車は赤信号でも右折ならOKです。
アメリカでは右側通行のため、
右折なら他の車と衝突することはありません。
とは言え、まぎらわしいから、日本のように赤信号では、
全面的に通行禁止した方が安全かもしれません。
●YesとNoの返事の違い
"この食べ物は嫌い?" と聞かれたときに
"いいえ、好きです" と答える場合に
もしも、ここで "No" を使うと
“No, I don't like”というように受け取られてしまいます。
このため、ここでは “Yes, I like it.”というべきです。
この場合だと、"はい、嫌いではありません" となります。
●会話の途中で携帯電話が鳴ったら
日本の場合は「ちょっと失礼します」と言って
場所を変えてから通話するのがマナーとなっていますが、
アメリカ人は、おかまいなくなく携帯電話を優先して
そのまま話し始めたりします。
●玄関のドア
日本の玄関のドアは外側に開くのですが、
アメリカの場合はドアは内側に開くように作られています。
●あらゆるものがデカい
アメリカへ行くと、とにかくどんなものでも大きい。
特に多くの日本人が驚くのが食べ物です。
アメリカの大型スーパーには、日本ではまづ見かけないような
デカいな肉の固まりや、スナック菓子、
飲み物などが陳列されています。
日本のポテトチップスは、1袋80gほどの容量のものですが
アメリカでは、1袋約300g ほどになります。
また、ハンバーガーをセットで頼むと、ポテトやドリンクまでもが
沢山出てきます。
●アメリカでは作業スタイルが自由
日本では作業着やスーツなど職業ごとに服装が決まっている場合が多いのですが、
アメリカでも、レストランやコンビニなどでは上だけは指定されたユニフォーム
を着てはいるのですが、下は半ズボンや、派手なパンツを履いているのをみかけます。
また、日本の場合は、バスの運転手などは、帽子もかぶり正装いて運転するのですが、
アメリカでは、運転手でも半ズボンで運転しているのは、めづらしくありません。
日本とアメリカとの法律の違い
●子どもを留守番させることは違法
アメリカでは13歳未満の子どもを1人で留守番させることは
禁じられています。
買い物をするときに、幼児を昼寝させた状態で
車の外へ出ることはできません。
このことを他人が目撃して、警察に通報された例もあります。
だから、アメリカでは日本のように幼児を車に置いたまま
パチンコ屋に出かけて、幼児が熱中症などで死ぬような事故は
まづ、有り得ません。
●留学生のアルバイトは禁止
アメリカでは、日本人のような留学生のアルバイトは
法律で禁止されているため、注意が必要です。
●アルコールに関連の法律
ロサンゼルスでは、 公共の場での飲酒が禁じられています。
歩きながらの飲酒もできません。
もしも、警察に見つかった場合には、違法チケットが
100ドル以上になります。
アルコールの販売は午前2時以降は禁じられています。
このため、バーやクラブもこの時間には閉店になります。
日本での飲酒は20歳からですが、
アメリカの場合は21歳以上です。
とはいえ、この年代では、身分証明書が必要になります。
●喫煙と禁煙
ロサンゼルスでは、ショッピングセンター、レストラン、バーなどでの
喫煙はすべて禁止となっています。
たばこの購入場所は、コンビニ、ドラッグストア、酒屋などで、
タバコの自動販売機はありません。
●アメリカではささいなことでも訴訟に発展する
近年では、アメリカで行き過ぎた訴訟も増えています。
例えて実例を言うと、ハンバーガーショップで
コーヒーを注文した客が、コーヒーを飲んだら
熱すぎて唇を焼けどしてしまった場合がありました。
このことで、客がハンバーガーショップに対して
訴訟をおこしたのです。
日本では、まづ考えられません。
●アメリカの教育制度は日本では考えられない
アメリカでは、義務教育であるはずの
小学校でも留年があります。
先生がその生徒の学習レベルが達していないと判断した場合は、
同じ学年をもう一度繰り返す必要があるのです。
日本とアメリカとの習慣の違い
●靴を履いた状態で家の中にいる
アメリカでは玄関で靴を脱ぐような習慣がないため、
家の中でも靴を履いたままです。
だから、アメリカ人が靴を履いたままの状態で
ベッドにくつろぐなどは、日本人にとっては
かなりの抵抗感があります。
●学校での教室の移動
日本の小学校や中学校では、自分の教室は決まっていますが
アメリカでは、授業ごとに生徒がクラスを移動しています。
●新学期の時期
日本では、新学期が4月から始まるのですが、
アメリカでは、8月の下旬から9月の初めが新学期になります。
アメリカの夏休みは、9週間もあります。
●スーパーでの行動
アメリカでは、スーパーでまだ支払いもしていない食べ物などの袋を
開けて食べている光景も見かけたりします。
もしも、日本でそんなことをしたならら、もちろん窃盗になりますが、
アメリカでは、かごに入れたということは、これから買う予定
という考え方なので、会計をすれば、それでよいということになります。
●食事の量
アメリカでは、日本と比較した場合に、1人当たりの食べ物の量が
かなり多いため、ファストフードのようなところで
日本と同じ感覚で注文すると、想像していたよりもはるかに多くの量が
出てくることになります。
●名字ではなく名前で呼ぶ
日本では名字で呼び合うのがごく一般的なのですが、
アメリカでは目上の人に対しても名前で呼び合うのが普通です。
とはいえ、誰に対してもそうというわけではありません。
、時と場合を考えて使い分ける必要があります。
●公衆トイレの違い
アメリカの公衆のトイレでは、中に誰かが入っているかどうかの
確認のために、ドアをノックするようなことはありません。
中に人がいるかどうかがすぐにわかるように
扉の上と下が大きく大きく空いています。
日本人がこのようなトイレに入るのは、かなりの抵抗があるでしょう。
ドアの上下が空いていて、臭いの漏れは気にならないのでしょうか。
●掃除の時間も当番もない
アメリカの学校には、生徒が掃除をやるようなことはありません。
学校では掃除をするための他の職員を雇います。
●学校では行事ごとをしない
アメリカの学校では、文化祭と体育祭を行いません。
日本の学生がこのことを知ったら
日本では、なぜ、こんなわずらわしい行事を学校でやるのかと
思う人も多いことでしょう。